アートの力で復興支援 厚木・東京工芸大の学生有志


子どもたちの海の絵をモザイク画にした大漁旗=岩手県大船渡市の「おおふなと夢商店街」(朝日新聞デジタルより)

子どもたちの海の絵をモザイク画にした大漁旗=岩手県大船渡市の「おおふなと夢商店街」(朝日新聞デジタルより)

厚木市・東京工芸大学の学生有志でつくる「L project(エル・プロジェクト)」が、得意のアートで東日本大震災の被災者と交流、岩手県大船渡市の復興を継続的に支援しています。

グループは、大船渡市出身で進学前に自宅で震災を体験した2年生の千葉紘香さん(19)が「ふるさとのために何かしたい」と友だちを誘い、昨年7月に発足した。「L」はLight(光)のことで、「震災で消えた光を取り戻してほしい」との願いを込めた。

「自分たちにできるのは、ビジュアルの力を役立てること」と考えた学生たちは昨夏、被災地の小中学校6校を訪れ、子どもたちが震災前に描いた海の絵155枚を集めた。

「海と共に生きてきた町。祭りやいさり火など海には光がいっぱいあった」と千葉さん。津波で暗いイメージになったが、海で笑顔を取り戻してほしいという。

震災前に描かれた良いイメージの海の絵を並べてモザイク画にし、地元の景勝地「穴通磯(あな・とおし・いそ)」を表現。作品を大漁旗に仕上げ、この夏に仮設商店街「おおふなと夢商店街」に寄贈した。

3人で始めた活動は中心メンバーが6人になり、協力してくれる学生も増えた。8月には現地でアートイベントを開き、子どもやお年寄りと交流。学内や都内で集めた募金で画用紙や絵の具などの画材を買い、小中学校に寄贈した。「また、海の絵を子どもたちに描いてほしい」と葛西亮介さん(20)は言う。

被災地では同じ規格の仮設住宅が立ち並ぶため高齢者が迷うことが多く、「何か目印を作ってくれないか」との要望もあった。目印のデザイン、とくれば学生の出番だ。「通りに名前を付けたら良いかも」「マグネット式の目印なら便利」。自由な発想で支援策を考え始めた。

 

被災地の状況や活動を知ってもらおうと、年内には発表会を開いて写真学科の学生が撮影した写真も展示する予定だそうです。

【情報源】アートでともす復興の光(朝日新聞デジタル)

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001209120003

▽リンク

東京工芸大学

http://www.t-kougei.ac.jp/

 

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