横浜での映像制作講座講師・横浜市民放送局の梅香家聡さん=シェアオフィスさくらWORKS<関内>にて
かなマグ.net編集部です。
かなマグ.netを運営する神奈川県広報課とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、8月21日と9月1日、シェアオフィスさくらWOKS<関内>(横浜市中区相生町3)で「わがまちCM制作講座」を開催します。
パソコンの基本操作ができる人を対象に、動画制作の基礎知識について理解を深めてもらい、スライドショー形式の簡単な動画を制作します。当日、講師を務める横浜市民放送局メンバーで、クリエイターの梅香家(うめがえ)聡さん=横浜市港南区=に、映像制作の魅力をお聞きしました。
大学を卒業し、システム関連企業で勤務した後、海外でのワーキングホリデーも経験してきた梅香家さん。映像制作にかかわったきっかけは、2009年に横浜で開かれた「開国博Y150」でした。市民が作ったプロジェクトをPRしようと、ビデオで取材を重ね、持っていたWindowsパソコンに搭載されていた無料ソフトを活用し動画を編集・配信しました。「まったくの初心者」の段階から始めたところ、映像制作の楽しさに夢中になったといいます。
「同じ映像素材でも、作り手によってアート風のようなもの、日記風のものなど、いろいろな作品ができる点が面白い」。その後、横浜市民放送局を拠点に、インターネット生放送や映像撮影・編集など、非営利な運営で現在も市民レベルの活動を続けています。
昨年の映像制作講座の様子
今回の講座でも、Windowsパソコンに標準インストールされているソフトを使います。デジカメや携帯電話で撮ったままになっている写真をつなげてBGMをつけるだけでも、動画作品の完成。
講座時間内で作品を仕上げ、他の参加者にも見てもらいます。 「例えば、離れて暮らしている両親や遠くの友人に見せることを想定してもいい。いろんな人に見てもらってコメントをもらうのは楽しいですよね」。梅香家さん自身、映像制作にかかわったことで、自分の新たな創造性を発見できたといいます。
講座で作成したCMは「わがまちCMコンテスト」への応募作品とします。「自分が住んでいるまちの良さを考えることが、まちを良くしていくきっかけになると思う。1つ自分の作品ができたら、クリエイターとしての目で他の映像作品を見られるようになりますよ」。映像制作の楽しさを体験し、「わがまち」のPRへとつなげてみませんか?
講座は「わがまちCMコンテスト」(関東ICT推進NPO連絡協議会・総務省関東綜合通信局共催)と連携して実施。 8月21日=18時~22時、9月1日=14時~18時。両日とも、会場はシェアオフィスさくらWORKS<関内>。詳細や申し込みは、ウェブサイト「かなマグ.net」の特設ページからどうぞ。
「わがまちCMコンテスト」は、市民自らがディレクターとなって地域コマーシャルを制作し、住み暮らす町の魅力情報を発信する機会として2009年にスタートし、今年で4回目。まちの魅力を考え、映像素材を集めるCMづくりのプロセスを通じて、地域の魅力を再発見し、情報コミュニケーション技術(ICT)を活用することが狙い。応募作品のうち優秀作品は、10月に藤沢市で開催される「藤沢フォーラム」で上映される。
今年は、従来からある「わがまちCM編」に加え、災害などに負けない日本の魅力を世界に発信しようと、匠(たくみ)の技・和のもてなし・アニメ・ファッション・里山など日本独自の文化をPRする映像作品「クールジャパンCM編」が新設された。
どちらも、アマチュアからの応募作品(30秒の未発表映像作品)を募集している。コンテストの映像募集受付は9月9日まで。優秀作品は10月27日に藤沢市の「新堀ライブ館」(神奈川県藤沢市藤沢93、元フジサワ中央映画館)で開催される「藤沢フォーラム」で上映・表彰される。
【情報源】横浜で地域をPRする「わがまちCM」映像制作講座 コンテストへの応募も(ヨコハマ経済新聞)
http://www.hamakei.com/headline/7200/
【関連記事】子どもも参加可能!CM作りワークショップを横浜・山北などで開講
http://kanamag.net/wagamachicm/cmworkshop2012
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