大和市で、男女が平等に働くための仕組みづくりに参加しませんか?男女共同参画課が啓発事業企画委員を募集しています


昨年の活動「DV防止キャンペーン」の様子(ホームページより)

昨年の活動「DV防止キャンペーン」の様子(ホームページより)

大和市の国際・男女共同参画課では、「やまと男女共同参画啓発事業企画委員」を募集しています。
大和市は、女性と男性が対等に、さまざまな分野で個性と能力を発揮できる社会を目指しています。今年度はそのサポートに、市民のメンバーを募集!
「やまと男女共同参画啓発事業企画委員」は、市民が参加しやすい様な男女共同参画事業のイベント企画・運営や、情報誌の編集・発行などをおこないます。
我こそは、と思う方、是非応募してみてはいかがでしょうか?

やまと男女共同参画啓発事業企画委員を募集します

◆募集人数……5人
◆任期……平成26年3月31日まで2年間
(月1回程度の平日の会議、及び年に数回の啓発イベントに参加)
◆申込方法……任意の書式に住所・氏名・年齢・電話番号・応募動機(600字以上800字以下)を記入し、直接または郵送で下記までお申込ください。
※提出書類は返却しません。また結果は5月中に応募者全員に通知します。
※謝礼あり。
◆申込先……〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 大和市役所 国際・男女共同参画課
◆応募締切……平成24年5月10日(木)必着
◆選考方法……書類審査

【情報源】
大和市/やまと男女共同参画啓発事業企画委員を募集します
http://www.city.yamato.lg.jp/web/kokusai/danjyo-kikakuiin-h24.html

この記事を印刷する

大家族のような、温かい子育て支援の輪を地域に広げたい/NPO法人 地域家族しんちゃんハウス 館合みち子さん


「地域から孤立した家の中で育つ子どもたちは、他者とのコミュニケーションを学ぶこともなく、あふれ返る情報の選択にも振り回され、物に執着し、メディアとは切り離すことのできない生活に依存しがちになります。他者の生活を知ることがない子どもたちが、大人になって社会に出たとしても、環境に適応できるはずがありません。社会人になる前に良い習慣を、ぜひ子供たちに与えてあげてください」。子育て中の保護者・地域サポーターに対して警鐘を鳴らすのは、2011年第5回「かながわ子ども・子育て支援奨励賞」を受賞したNPO法人「地域家族しんちゃんハウス」理事長の館合みち子さん(55)=大和市南林間7=だ。

NPO法人「地域家族しんちゃんハウス」理事長 館合みち子さん。同施設で撮影=大和市南林間7=

地域家族しんちゃんハウスは、「児童保育」や親子の交流イベントを企画・開催しているほか、子育てを支援する地域ボランティアを育成した功績が認められ、2011年10月に団体として第5回「かながわ子ども・子育て支援奨励賞」を受賞した。核家族化が進む現代において、地域をひとつの家族として位置づけ、「多様性に富んだ人間関係の中で、温かい子育て支援の輪を広げたい」と、地域に根ざした子育て支援活動を続けている。

 子育て支援のエキスパートであり、地域家族しんちゃんハウスで、さまざまな親子の姿を見つめてきた館合さんに、子育てを見守る立場として大切にしていること、育児に奮闘中の親が楽になる子どもへの向き合い方について話を聞いた。

「私は子どもたちに、『ゆっくり、ていねいに、納得がいくように』と常に言っています。母親に余裕がなくて、すぐに子どもを急かしてしまうからです。本当に子どもにとって大切な、やる気や創造力は、ゆっくり時間をかけて育つもの。積み木を組み立てて、何度も作っては壊していくプロセスの中で想像力は育まれます。失敗や工夫をくり返す作業にこそ意味があるのです」と語気を強める。積み木のほか、料理など手順が必要な作業も、手先を使い自分で考える能力を育むのでとてもよいそうだ。

真剣な表情で、今日一日のできごとを振り返る子どもたち。毎日日記を書くなど、日々の繰り返しが思考能力を育てる(地域家族しんちゃんハウスにて撮影)

 子育て中の親に対しては、「子どもが生まれたら、“早寝・早起き・朝ごはん”の習慣を身に付けて、生活のリズムを立て直すことが大事。ごはんの支度も電子レンジやレトルト食品を使うと便利ですが、一品でも手を掛けたものを作るように心がけてほしい。レトルト食品の『お袋の味』ではなく、愛情をたっぷり注いだ『おふくろの味』を」と話す。
 また、地域で子育てを見守る人たちに対しては、「子どもが泣き止まない、おとなしくしていないなど、育児に苦労しているお母さんを見かけたりしたら、『大丈夫、大丈夫』といった声がけをぜひしてほしい。それだけでもお母さんは、気持ちがラクになる」と続けた。

 地域から孤立した家庭内に子育てを囲い込んでしまうことを問題視する館合さんは、どのような懸念を抱いているのか?「親と子が一対一で向き合っていると、家の中に、強者と弱者の関係が生まれ、争いが起こりやすくなります」。向き合い過ぎて、親子で煮詰まり、親は子どもを責めてしまう。孤立し、煮詰まってしまった関わりで、子どもを育てるのは苦しい。「地域と関わりを持ち、親も子も、いろいろな人と接する中で育てる方が、子育ては結果的にもっとラクに楽しくなるはず」と館合さん。子育て中の保護者へ向けて、笑顔で心強いメッセージをくれた。

 館合さんが地域家族しんちゃんハウスを始めたのが15年前の1997年。長男真輔君(当時小学4年生・10歳)が、交通事故に合い重度障害者となったことがきっかけだった。真輔君が亡くなるまでの3年間、援助者が介助しなければ生活をまったく行うことができない「全介助(ぜんかいじょ)」の状態が続いた。
 その間、長男の同級生が見舞いや手伝いに来るなど、周囲の人たちに支えられて生活していたという。長男の介助を機に、自宅を新たに建設しバリアフリーに。館合さんは、地域に恩返しをしたいとの思いから、医療行為を生活行為として受け入れられるような団体として、医師などの協力を得ながら、重度障害者のための施設として運営をスタートした。
 長男の死後、名前から一字を取って1997年「地域家族しんちゃんハウス」と名付けた。2003年にNPO法人格を取得し、現在に至る。

 介助者としての経験がある館合さんは、障害者などが地域で普通の生活を営むことを当然とする福祉の基本的考えである「ノーマライゼーション」を、地域家族しんちゃんハウスの理念のひとつに掲げている。「ここでは、障害を持つ子どもも、お年寄りも、特別扱いせずに他の子どもと一緒に過ごしています。そうすることで、誰かがお世話をする側に回るなど、自然と助け合いが生まれる」と、館合さんは話す。

バリアフリーの室内で、のびのびと遊ぶ子どもたち。障害を持つ子どもも一緒に生活することで、自然と助け合う心が育まれている(地域家族しんちゃんハウスにて撮影)

 地域家族しんちゃんハウスは、就園前の乳幼児を抱えた親子の子育て支援と小学生(児童)保育が活動の柱だ。

 まず午前中は乳幼児と母親を中心とした子育て支援の「ベビーズルーム」となっている。絵本の読み聞かせをはじめ、ヨガなど親子で一緒に参加可能な体を動かす講座や、料理教室などを開いている。子育て中の母親など、同じ悩みを分かち合える育児経験者が講師となっているのが特徴だ。子育て中の母親の不安や悩みを和らげ、相談しやすい環境を作り、親子同士の交流を深めている。
 もうひとつの役割である小学生対象の「児童保育」は、下校後の時間を安心して過ごせる、家のような場所になっている。共働きの夫婦も増えているため、利用者の数は年々増えているという。
 また、大和市委託事業として、イオンモール大和(大和市下鶴間1)4階で、つどいの広場「こども~る鶴間」も運営している。ここでは、親子の交流のほか、子育てに関する相談業務・情報提供・講習をしている。
 同じく大和市との協働事業として、2007年からスタートした子育てをサポートする人材の認定と普及活動「はぐくねっと」があり、PRと啓発のため年1回、大和市と共にイベントも実施している。

 最後に館合さんに、今後の地域家族しんちゃんハウスの活動について聞いた。「毎月発行している『地域家族しんちゃんハウス通信』などを通じて、子育てについて日々感じていることと、啓発を促したいことを根気強く発信しつづけたい。そして、同じ志を共有できる仲間から、後継者が一人でも育ってくれたらうれしい」と、期待を寄せた。

NPO法人地域家族しんちゃんハウス
住所:〒242-0006 大和市南林間七丁目1番15号
電話:046-275-7955
<活動日時>
ベビーズルーム:10時~12時(日程はHPにて確認)
学童保育:小学校下校後~18時30分
こども~る鶴間:10時~18時(年末年始を除く毎日)
▽NPO法人地域家族しんちゃんハウスホームページ
http://www.shinchanhouse.com/

この記事を印刷する

神奈川県自治体で不育症治療助成相次ぐ-厚生労働省研究班では、「不育症」に悩む方向けのホームページを開設。一人で悩まず相談してみませんか?


fuiku-Labo(厚生労働省研究班のサイトより)


妊娠はするけれども、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子供を持てない場合、「不育症」と呼びます。一般的には2回連続した流産・死産があれば不育症と診断し、原因を探索します。また1人目が正常に分娩しても、2人目、3人目が続けて流産や死産になった際、続発性不育症として検査をし、治療を行なう場合があるそうです。

免疫機能の異常などが原因で流産・死産を2回以上繰り返す不育症患者は、国内妊娠経験者の5%を占めるとされています。不育症治療には100万円前後かかるといわれ、通常の妊娠検査費用などと並行して支出するため、家計の負担は大きくなっていることが、問題となっています。

▽不育症について悩んでいる方に対して、厚生労働省研究班から不育症のホームページが公開されています。一人で悩まずに、ぜひ相談してみてください!
http://fuiku.jp/

神奈川県内で、妊娠しても流産や死産を繰り返す不育症患者の治療補助制度を導入する自治体が相次いでいる。横須賀市と秦野市は2012年度に開始。県内で初めて昨年10月に始めた大和市は支給件数を増やす。不育症治療は医療保険の適用外の治療が多い。家計の負担軽減につなげるなど、子育てしやすい環境を整備する。

【情報源】
神奈川県自治体、不育症治療助成相次ぐ/日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E3E4E2E6838DE3E4E2E1E0E2E3E09EEAE0E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6

この記事を印刷する

大和市には花の名所がいっぱい!さくらマップ「花の大和に魅せられて」が発行されました


大和市イベント観光協会が発行したさくらマップ「花の大和に魅せられて」(ホームページより)

大和市イベント観光協会が発行したさくらマップ「花の大和に魅せられて」(ホームページより)

大和市イベント観光協会が、市内の桜の名所や散歩道などをたっぷり掲載した、さくらマップ「花の大和に魅せられて」を発行しました!
大和市内には、引地川に沿って約1.5kmの桜並木が続く「引地川の千本桜」をはじめ、多くの桜や花々の見どころが点在しています。
そんな花々を四季を通じて楽しんでもらえるように、桜以外の花の見所も掲載。
さくらマップ「花の大和に魅せられて」を片手に、大和市内のお散歩を楽しんでみて♪

いろいろな種類の桜が咲く、大和市ならではの『桜の競演』を楽しんでください。
マップは、大和市イベント観光協会、大和市役所、渋谷分室、各連絡所、各学習センター、小田急線市内各駅などで無料配布している他、
PDF版は同協会のホームページからダウンロードできます。

【情報源】
大和市/さくらマップ「花の大和に魅せられて」を発行しました
http://www.city.yamato.lg.jp/web/event/sakura.html

この記事を印刷する

大和市・海老名市をはじめとする県央地区で、帰宅困難者対策訓練開催!警察・鉄道・施設員の実戦的な実働訓練に、県民の参加も募集中!


帰宅困難者対策訓練(ポスターより)

帰宅困難者対策訓練(ポスターより)

大和駅周辺で2/2に、「県央地域帰宅困難者対策訓練」がおこなわれます。これは神奈川県と大和市が主催するもので、地震などの災害発生時に自宅に帰れない帰宅困難者への実戦的な対応訓練です。
職員だけでなく県民も参加できます!県央地域にお住まいの皆さま、3.11を思い出し参加してみてはいかがでしょう?

県は市町村や大和警察署、鉄道会社との情報共有や連絡調整の方法を確認する。県などと協力協定を結んでいるコンビニエンスストアやガソリンスタンドも、道路情報の提供などを通じて訓練に参加する。

大和市と海老名市は訓練に参加を希望する市民を募る。当日は事前に申し込みをしていない人にも訓練プログラムや帰宅用マップを配布し、地震防災対策についての説明会も開く。

実施日:平成24年2月2日(木)午前10時00分~午後12時00分
訓練を行う場所:大和駅から大和市生涯学習センター周辺(別紙案内図参照)
内容:東海地震警戒宣言発令を想定し、駅構内対策訓練から帰宅困難者帰宅等訓練など、一連の帰宅困難者対策を管内8市町村、警察署、鉄道事業者、県民等の協力のもと 実働訓練として実施します。

【情報源】
大和市/平成23年度 県央地域帰宅困難者対策訓練
http://www.city.yamato.lg.jp/web/bousai/ekitai.html
神奈川県など、帰宅困難者の対策訓練 来月大和市内で:日本経済新聞
http://s.nikkei.com/yJ6TGU

この記事を印刷する