観察地点でスマートフォンのカメラをかざすと、周辺の情報が映像上に重ねて表示される(イメージ、タウンニュース秦野版ホームページより)
秦野市の千村生き物の里で、日立製作所と日立ソリューソンズが持つデジタルシステム(AR技術)を使い、地域の生態系の情報をスマートフォンで確認できる「ウェブ図鑑」を制作しようとする新しい試みが始まりました。
横浜国立大学地域実践教育研究センターや海洋研究開発機構、日立製作所情報・通信システム社などがメンバーとなり7月に設立された、「地球環境未来都市研究会/生態系研究部会」が取り組む、ITを使った地域イノベーションの一環として行われる実証実験です。
千村生き物の里が、日立製作所によるITを活用した生態系の環境保全を実践する場「ITエコ実験村(谷光清村長)」として利用されていることから、実験場所に選ばれました。
千村生き物の里 「ウェブ図鑑」を制作 スマホから編集参加も
千村生き物の里(秦野市千村)で、日立製作所と日立ソリューソンズが持つデジタルシステム(AR技術)を使い、地域の生態系の情報をスマートフォンで確認できる「ウェブ図鑑」を制作しようとする新しい試みが始まった。
このウェブ図鑑のシステムは、5年間をめどに構築される予定。定点観察や書き込みによって得られた情報データは、図鑑として使用される他に、地域や行政、管理関係者でデータ共有し、地域の環境保全などにも活かされます。実用化が楽しみなプロジェクトですね。
【情報源】
千村生き物の里 「ウェブ図鑑」を制作 スマホから編集参加も(タウンニュース秦野版)
http://www.townnews.co.jp/0610/2012/08/02/153441.html
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