座間市で実ったヒマワリの種を東日本大震災で被災した福島県の障がい者支援に役立ててもらおうと、8日、同市立西中学校で花から種を取り出す作業がありました。
市観光協会や市民団体の関係者、小中学生ら約350人が参加。
「ひまわりまつり」があったヒマワリ畑から花を集め、板に釘を打ち付けたブラシのような器具でゴシゴシと種を取り出した。中学2年の角田陽向(ひ・な)子さん(14)は「種を取るのはなかなか大変。少しでも被災者の仕事に役に立てればうれしい」と話した。
収穫した約1トンの種を「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」に贈る。センターでは、原発事故の影響で仕事を失った障害者たちに、種を焙煎(ばい・せん)して油を取り出す作業をしてもらうという。ドレッシングやハンドクリームなどへの商品化も目指している。同センターは全国から種を集めている。
東日本大震災発生から、あす9月11日で1年半。座間市のヒマワリは復興支援にも活用されています。
【情報源】ヒマワリの種福島へ 座間で小中学生ら(朝日新聞デジタル)
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001209090003
▽リンク
JDF(日本障害者フォーラム)被災地障がい者支援センターふくしま
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