地元の名水「走水湧水」をペットボトルで販売!横須賀市水道局が走水水源地のPRと地元名水の地産地消を推進


走水水源地の湧水を活用した「よこすか名水 走水湧水」(横須賀経済新聞より)


ペットボトルのサイズは350ミリリットルで、価格はオープン価格。横須賀酒販協同組合に加盟する酒販店、すかなごっそ、ヨコスカドブイタステーション、YYポートなどで販売されます。

走水湧水は中硬水でヨーロッパのミネラルウォーターに多い硬水と比べて、クセのない味が楽しめるのが特徴。走水は、横須賀市水道の始まりの水源地で、降水後20数年を経て涌き出る水はカルシウムなどを多量に含み、おいしいことで有名です。艦船に積まれたこの水は赤道を越えても腐らなかったといわれているそうです。

走水水源は、1876(明治9)年に横須賀造船所のフランス人技師ヴェルニーが走水の豊富な湧水を利用して約7キロの水道管を敷設したことに由来。ヴェルニーは横須賀製鉄所や観音崎灯台の建設にも功績を残しています。

▽参考ページ
横須賀の文化・歴史「走水水源地と旧水道トンネル」(横須賀市観光情報「ここはヨコスカ」サイト)
http://www.cocoyoko.net/history/h100000013.html

歴史写真館(水道編)走水系統【横須賀市上下水道局サイト】
http://www.water.yokosuka.kanagawa.jp/history/photostudio/suido/hasirimizu.html

横須賀市は7月14日より、市内唯一の水源・走水水源地のPRを目的に天然ミネラルウオーター「よこすか名水 走水湧水」のペットボトル販売を始めた。3年前に販売して好評だったことから販売を再開し、水の名産品として売り出す。走水水源地を観光資源としてPRし、「水の地産地消」やシティーセールスも視野に、新しいパッケージデザインを採用。走水の湧水は、軟水が多い国内のミネラルウオーターの中では数少ない「中硬水」に分類され、天然ミネラル・カルシウム・マグネシウムなどが含まれる。

【情報源】
横須賀の天然ウォーター「走水湧水」を販売-走水水源地をPR – 横須賀経済新聞
http://yokosuka.keizai.biz/headline/608/

▽リンク
よこすか名水 走水湧水【横須賀市上下水道局サイト】http://www.water.yokosuka.kanagawa.jp/petwater/petwater.html

この記事を印刷する