平塚市制80周年記念事業として「上村松園と鏑木清方展」を市美術館で開催。会期中は「学芸員によるギャラリートーク」などのワークショップも。


タウンニュース平塚版ホームページより

タウンニュース平塚版ホームページより

平塚市美術館は、市制80周年を記念事業として「上村松園と鏑木清方展」を9月2日まで開催しています。京都に生まれ、女性として初めての文化勲章を受賞した上村松園と、戦後、東京から鎌倉に移り住んだ神奈川ゆかりの画家である鏑木清方はどちらも近代日本画を代表する巨匠。松園は京の女性として、理想美を描き、清方は江戸情緒を回顧し、新たな時代の風俗や季節感を表したという相反する2人の巨匠の作品を一堂にめぐる展覧会は、全国的にも珍しく、県内初の試みとのこと。

両画家の作品を所蔵する美術館に加え、日本各地30ヵ所から借用された2人の作品110点を時代ごとに並べ、比較できるように展示された点も興味深いです。市美術館では、「京都と東京、女性と男性という対照的な2人を比較しながら鑑賞していただければ、より一層楽しめるのでは」と話しています。会期中には、「学芸員によるギャラリートーク」や「中学生のためのアート・サマーセミナー」などのワークショップも予定されているので、足を運んでみてはいかがでしょうか?

美人画の2大巨匠が一堂に
平塚市制80周年記念事業として、市美術館が7月21日(土)から9月2日(日)まで、「上村松園と鏑木清方展」を開催する。

【情報源】
美人画の2大巨匠が一堂に(タウンニュース平塚版)
http://www.townnews.co.jp/0605/2012/07/19/151905.html

▽リンク
平塚市美術館
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/

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