気分は鎌倉時代にタイムトリップ!築40年の古民家「梓想庵」から武士装束で観光を。平成25年の世界遺産登録を視野に入れ、様々なサービスを予定。


鎌倉武士の装束をまとう梓想庵の有本大輔代表(右)(MSN産経ニュースより)

鎌倉武士の装束をまとう梓想庵の有本大輔代表(右)(MSN産経ニュースより)

JR北鎌倉駅近くにある築40年の古民家にて、鎌倉武士体験ができる施設「梓想庵」が今年3月開業しました。武士の正装である「直垂」や女性用普段着の「小袖」など鎌倉時代の装束を忠実に再現した貸衣装が身につけられるとあって、外国人にも好評。今まで70名以上の方が体験されています。希望者は衣装のまま弓や写経、座禅(各別料金)を体験したり、古都散策に出かけることも可能です。子ども用の装束も用意されているので、親子で夏休みの思い出を作ってみてはいかがでしょうか?

料金は武士装束体験30分+3パターンの写真撮影 平日2000円、土日祝2500円、時間・移動範囲の制限なし 平日(子ども)2800円〜、(大人)3000円〜、土日祝(子ども)3800円〜、(大人)4000円〜。問い合わせは梓想庵【電話】0467-39-6412。

疾走する馬の上から矢で的を射る流鏑馬(やぶさめ)の名手でもある有本代表は、4月に鎌倉の鶴岡八幡宮で行われる神事で披露するほどの腕前だ。武家文化への関心も高く、「鎌倉武士の息づかいを伝える発信拠点を築きたい」と考えてきた。

世界遺産登録に向け「武家の古都」を訴える鎌倉には歴史ある寺社仏閣はあるものの、鎌倉武士の文化をPRする所は少ないのが実情だ。

そのため、有本代表は「将来的には武士の伝統武芸を披露する複合施設を開設したい」との構想を描き、その第1弾として「武士体験」を売りとする今回の観光サービスを発案。鎌倉市の商業振興策「23年度鎌倉市商工業元気アップ事業」にも認定され、市から助成金を受けている。

【情報源】
武士装束姿で鎌倉巡りはいかが?「武家の古都」PR(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120720/kng12072019380007-n1.htm

▽リンク
鎌倉武士体験 梓想庵
http://www.shisouan.com/

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