小田原市は、尊徳ゆかりの福島県相馬・双葉地区の子どもたちへの支援を呼びかけています


市役所2階総合案内に設置した募金箱(小田原市ホームページより)

市役所2階総合案内に設置した募金箱(小田原市ホームページより)

小田原市は、東日本大震災で保護者を亡くした福島県相馬・双葉地方の子どもたちへの学費や生活費用の支援を受け付けています。

江戸時代後期の農村改革指導者・二宮尊徳の出身地である小田原。尊徳にゆかりの深い18の市町村でつくる「全国報徳研究市町村協議会」は、相馬・双葉地方のこども支援部会(部会長・小田原市)を設置して、保護者を亡くした子どもたちと被災地の子どもたちの健全な育成のため、広く支援を呼びかけています。

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募金受け付けは3月29日(金)まで(期間を延長する場合もあり)。市役所本庁舎総合案内などに募金箱を設置しています。募金箱は、相馬の復興支援に取り組む「報徳の森プロジェクト」が間伐材を利用して作成したということです。

尊徳翁にゆかりの深い18の市町村で構成される「全国報徳研究市町村協議会」(平成24年度会長・静岡県御殿場市/平成25年度会長・神奈川県秦野市)では、この東日本大震災を受け、「相馬・双葉地方のこども支援部会」(部会長・小田原市)を設置し、親を亡くした子どもたち及び被災地の子供たちの健全な育成のために、皆様からの支援をお願いしております。

【引用元】尊徳翁ゆかりの相馬・双葉地区の子どもたちへ支援をお願いします(小田原市)

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▽全国報徳研究市町村協議会とは(小田原市)

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震災と原発事故で神奈川に転入してきた中高生をサポート/ SDCハート(茅ヶ崎市)副代表・事務局長 金井加代子さん


「神奈川と被災地をつなぐ双方向の事業をしていきたい」と語る金井さん=茅ヶ崎市東海岸北のSDCハート事務所で

「神奈川と被災地をつなぐ双方向の事業をしていきたい」と語る金井さん=茅ヶ崎市東海岸北のSDCハート事務所で

東日本大震災発生からもうすぐ2年。被災地から緊急避難し、不安を抱えながら神奈川県内の学校に転入学して母子だけで生活する世帯も多い。震災発生直後から子どもたちと保護者をサポートし、神奈川の子どもが防災やまちづくりを学ぶ活動も並行する任意団体・SDCハート(茅ヶ崎市東海岸北)。2012年8月には、神奈川県内の高校生・大学生が宮城県気仙沼市を訪れるスタディツアーを企画・実施した。「震災を風化させてはいけないし、神奈川にいる私たちは学ばなければいけない。次世代を育てることも私たちの大事な役割だと思っています」。キャリアコンサルタントという“本業”を生かし、未来を見据えて活動を続けている。

被災地と神奈川をつなぐ

震災前から神奈川県立高校のキャリアアドバイザーを務めていた金井さん。SDCハートは、福島県双葉町出身で神奈川県立高校の補助教員だった知人男性とともに、震災直後の2011年4月発足させた。「彼は神奈川の大学を卒業後は、地元で就職する予定でした。しかし震災で家も仕事も失ってしまった。急きょ、補助教員の仕事を紹介したのです」

福島から緊急避難し、その男性が勤務する高校へ転入した生徒がいた。なかなか新しい学校になじめず元気がなかったという。「同郷のあなただからこそできるケアがあるんじゃない? とアドバイスしました」。県立高校の教員有志の協力もあり、被災地から転入してきた中高生が交流し元気になれる団体を設立した。

笑顔、夢、そして挑戦

SDCはSmile(スマイル)、Dream(ドリーム)、Challenge(チャレンジ)の頭文字からとった。まずは笑顔を取り戻し、夢をあきらめず前向きに歩き出す-。仲間づくりや学習支援、復興支援イベントなどを企画。保護者会を定期的に開くなど、子どもたちと一緒に生活する保護者への支援にも力を入れる。そのほとんどが母親だ。

現在、会員は50世帯ほど。その多くが福島県から避難してきた母子で、将来への不安を抱える。「お母さん同士で共感し、支えあう『県人会』のような形を目指して応援しています。いずれは、SDCハートの運営をお母さん方にバトンタッチしたい」

福島県の高校生は、神奈川よりも製造業に就職を希望する割合が高い。このため、福島の高校生が、神奈川内にある製造業の現場で就業体験をするインターンシップも行った。子どもと母親の支援に加え、被災地と神奈川をつなぐ双方向の事業をこれからも展開したいという。

現地を訪ね、「温度差」を自覚

2012年8月に宮城県気仙沼市を訪れたスタディツアー(SDCハート提供)

2012年8月に宮城県気仙沼市を訪れたスタディツアー(SDCハート提供)

2012年8月、神奈川県内の高校生と大学生36人が参加して3泊4日の被災地スタディツアーを行った。復興支援で気仙沼市に事務所を置く公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA、本部=東京都新宿区)に協力を依頼し、避難所だったコミュニティセンターに宿泊。実際に街を歩いたり、震災を体験した人に体験談を語ってもらったりした。

「現地では『復興という気持ちにまだなれない』という方が多かった。自分のことで精一杯だと。そこをあえてお願いしました」。学生たちは、実際に現地を訪ねたことで、初めて被災地と神奈川の「温度差」も感じたという。

もう1年半、まだ1年半…。「観光客気分で来てほしくない」という思いを受け止めながら、次代を担う子どもたちに社会貢献や奉仕の心に気づいてもらいたいと、金井さんは地元との信頼関係を築くため、連絡調整に奔走した。

私たちは微力、でも無力じゃない

会員向けに発行する「SDCハート通信」(SDCハート ホームページより)

会員向けに発行する「SDCハート通信」(SDCハート ホームページより)

スタディツアーを終えて神奈川に帰ってきた高校生と大学生。同月下旬には横浜市内で報告会を開いた。ベビーカーや、封を開けていないジュースが散乱するがれきを実際に見て、その生々しさ、生活感にがくぜんとした。軽々しく「がれき」「復興」と口にしてはいけないと感じたという。

現地を訪れたからこそ学んだものは多かった。「自分が住むまちを防災の視点で見ることができるようになった」「私たちは微力だけど無力じゃない。だから頑張ろうと思った」。子どもたちは多くを学び、自分の言葉で語った。

SDCハートでは現在、会員が集う交流会を開催したり、被災者対象の無料カウンセリングを紹介するなど精力的に活動を続けている。他にも、震災発生から丸2年の今年3月11日、実際に東北の地を訪ねるスタディツアーを実施するのはどうか?など、アイデアは尽きない。

「神奈川に災害が起こったとき、1人のいのちも失いたくない。子どもたちに自分のまちをつくる、守っていくという意識を持ってほしい」。これからも被災した子どもたちと親を支えながら、神奈川の子どもたちの育成にも力を注いでいく。

▽SDCハート

http://www.sdc-heart.com/

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復興支援ボランティアバス参加者、金太郎ハウス利用者がそれぞれ1万人を突破しました!


かながわ東日本大震災ボランティアステーション ホームページ

かながわ東日本大震災ボランティアステーション ホームページ

県、県社会福祉協議会、神奈川災害ボランティアネットワークが協働で実施している「かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業」。東北被災地支援のためのボランティアバスを運行しています。岩手・宮城両県に向け継続して延べ300便332台を運行し、2012年11月末で、参加者の累計が1万人を超えました。

ボランティアバスはいろいろな団体・機関が実施していますが、東日本大震災関係で自治体が主催者となっているバス運行の参加者が1万人を超えたケースは全国初とのこと。すばらしいですね!

また、県が岩手県遠野市に2011年7月設置、同県内でボランティア活動する神奈川県民の宿泊拠点となっている「かながわ金太郎ハウス」も、2012年11月末で宿泊利用者の累計が1万人を突破しました。

ボランティアを派遣する側が被災地にボランティア宿泊施設を設置運営すること自体が先進的な取り組みですが、さらに宿泊利用者累計が1万人を突破したということは、全国でも例のない実績だそうです。

「かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業」では、平成23年4月から岩手県・宮城県へボランティアバスを運行してきましたが、24年11月末で、参加者が延べ10,000人を超えました。また、かながわ金太郎ハウス宿泊利用者も、23年7月の開所以来24年11月末までで、延べ10,000人を超えました。

【引用元】ボランティアバス参加者・金太郎ハウス利用者 10,000人突破!(神奈川県)

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p552638.html

▽かながわ東日本大震災ボランティアステーション

http://ksvn.jp/

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横須賀のNPO法人アンガージュマン・よこすかが、内閣府特命担当大臣表彰を受けました


アンガージュマン・よこすか ホームページより

アンガージュマン・よこすか ホームページより

不登校やひきこもりの若者を支援する横須賀市のNPO法人アンガージュマン・よこすか(島田徳隆理事長)が、2012年度の「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」の内閣府特命担当大臣表彰を受けました。

平成24年度「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」に於きまして、「NPO法人アンガージュマン・よこすか」が「子ども・若者育成支援部門」で内閣府特命担当大臣表彰を受けます。

11月21日に首相官邸で表彰式があり、内閣府特命担当大臣表彰は12団体、3個人が受賞しました。

アンガージュマン・よこすかは2003年12月設立。06年には、ひきこもりの若者の就労支援店舗「はるかぜ書店」を同市の上町(うわまち)商店街に開店しました。不登校・ひきこもり支援として、フリースペース・学習支援・就労支援・相談を行いながら、商店街のイベントなどにも積極的に参加して地域活性化にも一役買っています。

【引用元】「NPO法人アンガージュマン・よこすか」が「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」において内閣府特命担当大臣表彰を受賞~市長を表敬訪問~2012年11月21日(横須賀市報道発表資料)

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3415/nagekomi/20121121.html

▽アンガージュマン・よこすか

http://engagement.angelicsmile.com/

【関連記事】「キララ賞(かながわ若者生き活き大賞)」を受賞した石井利衣子さん(33)が、上町商店街で、ひきこもりの就労支援の輪を広げています!(かなマグ.net 2012年2月10日)

http://kanamag.net/archives/30681

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アートの力で復興支援 厚木・東京工芸大の学生有志


子どもたちの海の絵をモザイク画にした大漁旗=岩手県大船渡市の「おおふなと夢商店街」(朝日新聞デジタルより)

子どもたちの海の絵をモザイク画にした大漁旗=岩手県大船渡市の「おおふなと夢商店街」(朝日新聞デジタルより)

厚木市・東京工芸大学の学生有志でつくる「L project(エル・プロジェクト)」が、得意のアートで東日本大震災の被災者と交流、岩手県大船渡市の復興を継続的に支援しています。

グループは、大船渡市出身で進学前に自宅で震災を体験した2年生の千葉紘香さん(19)が「ふるさとのために何かしたい」と友だちを誘い、昨年7月に発足した。「L」はLight(光)のことで、「震災で消えた光を取り戻してほしい」との願いを込めた。

「自分たちにできるのは、ビジュアルの力を役立てること」と考えた学生たちは昨夏、被災地の小中学校6校を訪れ、子どもたちが震災前に描いた海の絵155枚を集めた。

「海と共に生きてきた町。祭りやいさり火など海には光がいっぱいあった」と千葉さん。津波で暗いイメージになったが、海で笑顔を取り戻してほしいという。

震災前に描かれた良いイメージの海の絵を並べてモザイク画にし、地元の景勝地「穴通磯(あな・とおし・いそ)」を表現。作品を大漁旗に仕上げ、この夏に仮設商店街「おおふなと夢商店街」に寄贈した。

3人で始めた活動は中心メンバーが6人になり、協力してくれる学生も増えた。8月には現地でアートイベントを開き、子どもやお年寄りと交流。学内や都内で集めた募金で画用紙や絵の具などの画材を買い、小中学校に寄贈した。「また、海の絵を子どもたちに描いてほしい」と葛西亮介さん(20)は言う。

被災地では同じ規格の仮設住宅が立ち並ぶため高齢者が迷うことが多く、「何か目印を作ってくれないか」との要望もあった。目印のデザイン、とくれば学生の出番だ。「通りに名前を付けたら良いかも」「マグネット式の目印なら便利」。自由な発想で支援策を考え始めた。

 

被災地の状況や活動を知ってもらおうと、年内には発表会を開いて写真学科の学生が撮影した写真も展示する予定だそうです。

【情報源】アートでともす復興の光(朝日新聞デジタル)

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001209120003

▽リンク

東京工芸大学

http://www.t-kougei.ac.jp/

 

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