湘南のシンガー・Temiyanが8月2日に仙台でライブ/「Smile」を届け続けたい


楽曲同様、自然体で息の長い被災地支援を続けようと語るテミヤンさん
湘南を拠点として活動しているフォークシンガーのテミヤンさん=茅ヶ崎市=(54)が8月2日、宮城県仙台市のライブハウス「フライングスタジオ」(仙台市宮城野区榴岡4)で、地元ミュージシャンとともにライブを行う。震災発生以降、チャリティライブを各所で実施してきたが、今回は練習するスタジオや演奏する場を失ったミュージシャンを激励するのが目的。仙台市で活動するバンドと共同で「新しい船に笑顔を乗せて〜海でつながる湘南・仙台」をテーマに、ハーモニーを奏でる。

テミヤンさんは、1984年のデビュー以来、湘南の海をモチーフにした楽曲を中心に、自然体でさりげない日常を優しく歌い上げる「浜辺のフォークシンガー」として音楽活動を展開している。

今回の仙台市でのライブは、テミヤンさんが、2011古川まつり「がんばる!!大崎 復興祭」(宮城県大崎市古川商工会議所主催、8月3~4日、同市古川中心商店街)のチャリティーライブに招かれたことがきっかけ。 テミヤンさんにとっては「祭り」の前夜だが、震災による被害や自粛などで、練習する場はもとより、創作した楽曲を多くの人たちの前で演奏する場を失った現地のミュージシャンに、発表の機会を提供しようと企画された。

2日のライブは18時半開演。テミヤンさんと地元ミュージシャン直@坊さんの共催。ライブタイトル「新しい船に笑顔を乗せて海でつながる湘南・仙台」は、直@坊さんの代表曲が「新しい船」、テミヤンさんの代表曲が「Smile」であったことから付けられた。
「このライブを機に、湘南と仙台のミュージシャン同士の絆をさらに深めていきたい」というテミヤンさん。9月には仙台の仲間を湘南に招待し「一緒に音楽を奏でたい」とも。

テミヤンさんは、東日本大震災発生直後の3月16日から、地元・茅ヶ崎を皮切りに、積極的にチャリティライブに出演してきた。
初めて被災地入りしたのは5月29日。ゴールデンウイーク(5月3〜8日)に東京・千代田区で行われた「東日本大震災子供応援チャリティプロジェクト」(総合プロデューサー=北原照久・ブリキのおもちゃ博物館館長)でのライブが縁で、同イベントの募金などを宮城県石巻市に届けた。
その際、避難所になっている同市渡波(わたのは)小学校校庭でチャリティーライブを行った。「浜辺のフォークシンガー」と名乗るだけあり、テミヤンさんのオリジナル曲には海を歌ったものが多い。津波で甚大な被害が出た石巻市で歌うにあたって、選曲やMCには気を遣ったという。
しかし実際に演奏してみると、雨が降っているにもかかわらず、外に出て一緒に歌ってくれる人、窓を開けて手を振ってくれる人、とりあえず体を動かしてくれる人など、非常に歓迎されたという。
テミヤンさんは「音楽という形でアクションを起こすことによって、何かしらの形で被災地の方々にも感情を解放してもらえたと感じた。自己満足ではなく、行ってよかったと思えた」と話す。
その後もテミヤンさんは藤沢市観光協会と自身がMCを務めるJ:COM湘南の企画で、6月24日、秋保温泉(仙台市)でのチャリティーライブに出演。現地のスタッフとのつながりを強め、今回のライブ開催につながった。

「今回はすべてが自然なつながりで被災地との関係を作ることができた。今後も被災地、特に仙台・石巻への支援を息長く続けていきたい」と、テミヤンさん。自身が被災地に行った経験から「機会があれば、神奈川の人にはぜひ、被災地に足を運んでほしい」と話している。
県内では、6月に発売されたアルバム「Best of Temiyan 2」の曲を中心にしたライブが、7月28日、横浜人形の家(横浜市中区山下町)で開催予定で、その際に募金も集める予定だ。

▽参考サイト
新しい船に笑顔を乗せて 海でつながる湘南・仙台 | Temiyan・的・家・頁
http://www.temiyan.com/live110802/
ISHINOMAKI SMILE FESTIVAL|TOYSCLUB OFFICIAL BLOG
http://ameblo.jp/toysblog/entry-10909958484.html
‪ユニバーサルレスキュージャパン×Temiyan「Smile」
http://www.youtube.com/watch?v=LRoyX0XgbQ0

この記事を印刷する