【動画】「HARBOR TALE」が、チェコの児童映画祭でアニメ部門最優秀賞・観客賞に-赤レンガが主役・横浜をモデルにした港街「Y」が舞台です


伊藤有壱さんとトロフィー(アニメ!アニメ!より)


「HARBOR TALE」は、立体アニメーションの第一人者であるアニメーションディレクターの伊藤有壱さんの作品。伊藤さんが代表を務める有限会社「I.TOON(アイトゥーン)」(横浜市中区海岸通4丁目)が制作しました。

I.TOONは横浜を拠点に作品を発表し、これまでにNHK教育Eテレのプチプチ・アニメ『ニャッキ!』やNHKみんなのうた『グラスホッパー物語』、平井堅さんのミュージックビデオ『キミはともだち』などを制作しています。得意とするのはストップモーションを中心とした立体アニメーション、それにCGなども組み合わせます。実写や2D、CGとも違う独特の味わいが特徴です。

受賞作品「HARBOR TALE」の主人公はなんと赤レンガ!横浜をモデルにした世界のどこかにある港街「Y」を舞台にしています。赤レンガは街の片隅に建つ古い洋館を抜け出して、街の中に出かけるとさまざまな出会いが待っているというストーリー。18分くらいの作品ですが、日本を代表するクラフトアニメーションスタジオI.TOONが5年もの歳月をかけ、技術と情熱の全てを注ぎ込んだオリジナルストーリーの短編アニメーション映画です。その予告編をお届けします!

投稿者:HARBORTALEさん
投稿日:2011/11/29

日本のアニメーションスタジオ I.TOON(アイトゥーン)が制作した『HARBOR TALE』が、チェコで開催されたズリーン国際映画祭(Zlin International Film Festival)にて大きな賞に輝いた。映画祭の主要な賞であるアニメーション部門の最優秀作品賞、そして観客賞の2部門を獲得した。アニメーション部門には60以上の作品がノミネートされており、その中から選ばれた。

【情報源】
伊藤有壱さん「HARBOR TALE」 チェコの児童映画祭でアニメ部門最優秀賞・観客賞 – 10397 – アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/article/2012/06/05/10397.html

▽リンク
「HARBOR TALE」公式ウェブサイト
http://harbortale.com/

I.TOON ANIMATION STUDIOホームページ
http://www.i-toon.org/index.html

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子どもたちにモノづくりの楽しさや、環境問題について伝えたい/日産自動車が、社会貢献活動として2012年度も3つの出張授業を継続実施


出張授業のご案内ページ(日産自動車ホームページより)

神奈川県横浜市に本拠地を置く「日産自動車株式会社」は、今年度も社会貢献活動の一環として3つの出張授業を行います。

「日産モノづくりキャラバン」とは、神奈川県・栃木県・福岡県内の小学校5年生を対象に、モノづくりの大切さや楽しさを教える出張授業。児童は教室にいながらにして、モノづくりを体験することができます。

「日産デザインわくわくスタジオ」とは、神奈川県内と一部東京都の小学校5・6年生を対象にした出張授業。日産の現役デザイナーが児童の描いた絵をベースに、実際のデザインワークを行いデザインの仕事の醍醐味や夢を持つ大切さを伝える職業体験プログラムです。

「日産わくわくエコスクール」とは、神奈川県内およびその近辺の小学校5・6年生を対象に、環境について考えるきっかけを増やしたいという思いから、出張授業を実施。環境問題の講義や、エコカー模型キットの走行実験、試乗などを通して、環境に配慮した未来のクルマについても学習することができます。

▽応募方法など詳細は、出張授業のご案内ページからご覧ください
http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/VISITINGSCHOOL/

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、同社の社会貢献活動の一環として取り組んでいる、「日産モノづくりキャラバン」「日産デザインわくわくスタジオ」「日産わくわくエコスクール」の出張授業を今年度も実施します。

【情報源】
日産|日産自動車、社会貢献活動として2012年度も3つの出張授業を継続実施
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120522-01-j.html

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神奈川県内のパティシエ約175人が腕を競う「ケーキの祭典」-貿易ホールで、県洋菓子協会作品展開催。技術コンテストや、菓子の即売会も


2011年デコレーション部門で神奈川県知事賞に輝いたパティシエ山崎康平さんの作品( ヨコハマ経済新聞より)

会場では、作品展及び実技コンテストが行われる他にも、お菓子教室(デコナッペ体験コース、ロールケーキ製作コース)を開催。ロールケーキや焼き菓子の即売会も実施します。ケーキやコーヒー、紅茶を提供する「喫茶コーナー」もあり、関連企業ブースでは洋菓子に関わる商品・製品の紹介を行うそうです。同業者の方はもちろん、将来パティシエを目指したい方もぜひご来場ください!

会場は横浜産業貿易センター1階 横浜産貿ホール。開催時間は5月22日=10時~19時、23日=10時~16時。入場無料。
問合わせは神奈川県洋菓子協会事務局(TEL045-453-0332)まで。

神奈川県洋菓子協会(横浜市西区高島2)は5月22日と23日、横浜産業貿易センター(横浜市中区山下町2)で「2012 神奈川県洋菓子協会作品展」を開催する。

同展は、洋菓子の普及と洋菓子業界の活性化を目的としたイベント。今年は「パティシエ達が彩るケーキの祭典」と題して、洋菓子の作品展示やパティシエによる技術コンテスト、お菓子の即売会を行う。

【情報源】
産貿ホールでパティシエによる「ケーキの祭典」-県洋菓子協会作品展 – ヨコハマ経済新聞
http://www.hamakei.com/headline/6989/

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服飾で“生きる力”を身につけ、高校卒業資格も/ユニバーサル服飾高等学院 校長 栗田佐穂子さん


 高校を中退したり、不登校になったりと「回り道」している若者たちが、服飾・ファッションの知識を学び、実践的な縫製技術を身につけながら、高校卒業資格も取得できる「ユニバーサル服飾高等学院」(川崎市多摩区登戸2130)が、2012年4月7日開校した。

 校長は、同学院の母体となる創立64年の洋裁学校「登戸ドレスメーカー学院」副校長・「アソシエCHACO」代表の栗田佐穂子さん(66歳)=川崎市多摩区=だ。栗田さんは、優れた芸術感覚と熟練した縫製・仕立ての技能を生かし、年齢や体型を問わず、障害を持つ人や療養中の人なども、誰でも脱ぎ着しやすい服である「ユニバーサルファッション」を研究・開発する先駆者としても活躍してきた。

 服飾全般の教鞭をとる傍ら、ユニバーサルファッションの書籍を執筆するなど、広く技術の普及と後継者育成に努めていることが認められ、洋裁・介護服の職種で、2002年に川崎市から「かわさきマイスター」に認定されている。 

「ユニバーサル服飾高等学院」校長 栗田佐穂子さん。同学院で撮影=川崎市多摩区登戸2130=

「ユニバーサル服飾高等学院」のコンセプトである「生きる力を身につける」 は、栗田さんが「登戸ドレスメーカー学院」で、40年以上に渡って服飾教育に従事してきた中で生まれたという。

 同学院で学んでいるのは、中学卒業後の生徒から社会人まで幅広い。「洋服やバッグなどを手作りしたい」と、趣味の稽古事として通う場合もあれば、離婚した女性が、「一人で生計を立てていくために、手に職をつけたい」と学びに来る場合もある。

 その中でも、栗田さんが最も気がかりだったのは、高校を中退した生徒や不登校の生徒たちの「居場所」がないことだった。学校での勉強が追いつかず、運動が苦手など、落ちこぼれて自信をなくしてしまった生徒や人と交わりにくい生徒に、「もう一度学ぶ機会や、自分の力で何かを達成する喜びを感じられるチャンスを与えたい」という思いが募っていった。

 というのも、学校や家庭で何らかの問題を抱えた生徒たちが、興味のあるファッション分野では積極的に学ぶ姿勢を見せたり、時間はかかるが、丁寧に美しく「まつり縫い」ができたりすることを発見したからだ。

 小さな「できる」体験を積み重ねていくことで、目を輝かせ、少しずつ自信を取り戻していく姿を何度も目の当たりにし、「学校のカリキュラムでは、一人ひとりの持っている才能を十分に引き出しきれていないのでは?」と疑問を感じたという。

 やむを得ない理由から高校を中退したり、不登校になったりした人たちが、服飾を学んで手に職をつけ、高校の卒業資格を取得できたら「大学や専門学校への進学や、就職にも有利となり、進路の選択肢の幅がもっと広がって、将来に希望が持てるのではないか」との思いから、栗田さんは「ユニバーサル服飾高等学院」の開校を決意した。

「ユニバーサル服飾高等学院」は、将来的にファッション分野の仕事に就くことを目指すために、週5日登校してファッション全般を専門的にじっくり学べる「ファッション造形科」と、小物やバッグ作りから気軽に学べる週2日登校の「ファッション手芸科」の2コースがある。登校日数に幅を持たせることで、生徒への負担が軽くなり、自分のペースで高校生活を送れるのが魅力だ。

 どちらのコースも、通信制の「明蓬館(めいほうかん)高等学校」(福岡県田川郡川崎町)との連携により、自宅や教室でパソコンを使い、インターネットで授業が受けられる。これにより、高校卒業資格取得に必要な74単位を習得することができる仕組みになっている。国の就学支援金を受け取ることで、最大96パーセント明蓬館高等学校の通信教育分の学費が免除されるなど、保護者の金銭的な負担を減らすための優遇措置もある。

 また、同学院では中間・期末試験といった、いわゆるペーパーテストがないのも大きな特徴となっている。「テストで良い点数を取るための勉強では、その場限りで、結局社会に出ても役に立ちません。それよりも、日々積み重ねていくプロセスのほうが生徒の力になる」と栗田さん。成果物を提出することで、単位が習得できる独自の仕組みを作り上げた。

 たとえば、ファッションショーの展示会・イベントの感想文を書いて提出することが「国語」の単位になり、製作物に必要となる布の寸法を計算し、経費をまとめるレポートを書いて提出することが、「数学」の単位になる。興味のあるファッションに関連づけて、教科勉強をすることで、「自ら学びたくなる気持ちを引き出したい」という栗田さんの願いが込められている。

学校の廊下には、栗田さんの教え子たちの作品が並ぶ。ワンピース、ユニバーサルファッション、ドレス、コスプレ衣装まで様々だ

 同学院では、高校の卒業資格取得のほかにも、「洋裁技術検定」や「ファッションビジネス検定」、「色彩検定」などの資格取得に向けた学習も充実しており、生徒の希望によっては、フラワーアレンジメントや書道、語学、ピアノといった自由選択レッスンも別料金で受けることもできる。

 また、栗田さんが代表を務めるボランティアグループ「糸の詩」を通じて、老人施設やリハビリ施設、障害を持つ人たちと交流を持ち、ファッションショーの手伝いをするなど、ボランティア活動にも参加できる。地域に関わりながら、総合的に「学びの場」を提供することで、生徒それぞれの個性や能力を引き出せるように工夫している。

 同学院は、職員の6人すべてが中学校・高等学校の教諭一種免許状を取得しており、各コース合わせての募集定員が20人となっている。少人数制なので、生徒の心の機微を見守りながら、一人ひとりのペースで学習できるように、きめ細やかな対応が可能だ。

 高校を中退した生徒や不登校の生徒に向けて栗田さんは、「どうせやってもダメだと思わずに、もう一回仕切り直してみましょうよ。のんびりと学び始めて、でもやり出したらきっと楽しくなるはず」と、明るく弾むような声で、心強い励ましの言葉を送った。栗田さんは、3年の学びを経て、この場所からたくましく巣立っていく生徒の生き生きとした姿をはっきりと見据えている。

「ユニバーサル服飾高等学院」では、入学の相談や見学の希望など電話やメールなどで随時受け付けている。

ユニバーサル服飾高等学院
住所:川崎市多摩区登戸2130-2
電話:044-900-8844
E-mail:info@uf-highschool.jp
▽ユニバーサル服飾高等学院ホームページ
http://uf-highschool.jp/

【関連記事】
「多摩ふれあいまつり」で、ユニバーサルファッションショー開催。【市民モデル10名募集中!】-車椅子の方でも着られるウェディングドレスも かなマグ.net
http://kanamag.net/archives/36316

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「多摩ふれあいまつり」で、ユニバーサルファッションショー開催。【市民モデル10名募集中!】-車椅子の方でも着られるウェディングドレスも


多摩ふれあいまつりチラシ(ボランティアグループ「糸の詩」より)


「多摩ふれあいまつり」とは、多摩ふれあいまつり実行委員会と教育委員会が主催するイベントです。川崎市多摩区内で福祉活動を展開しているグループや福祉に関心のある人たちが集まり、日常活動の情報を提供し、バリアフリーの地域づくりをアピールすることを目的に行われ、今年で12回目の開催となります。

その中で、ボランティアグループ「糸の詩」の企画により、体の不自由な人・高齢の人にとって「着やすく・自立を助ける衣服・介護しやすい衣服」を提案すると共に、互いを理解し合えることを目的にフォーラム・ファッションショー・講習会などが行われます。事前申し込みなしで当日参加できる無料イベントがありますので、ぜひお出かけください。

現在、ユニバーサルファッションショーの市民モデルを10名募集中です。募集対象者にあてはまる方は、電話・ファクス・メールのいずれかでお申し込みください。定員に達し次第、募集締め切りとなります。

<募集対象者>
・車椅子使用の方で「ウェディングドレス」や「フォーマルドレス」を着用希望の方
・片側マヒやリウマチなどで衣服に不自由さを感じている方
・シニアの男女で、ユニバーサルファッションに関心のある方
※市民モデルは、川崎市民に限らず上記対象者であればどなたでも申し込めます

▽モデル募集の応募先・問い合わせ先
登戸ドレスメーカー学院内「糸の詩(うた)」事務局
電話:044-911-2221/044-900-8844
ファクス:044-933-0775
メール:doreme@n-dm.com

2012年 第12回 多摩ふれあいまつり
心と体にやさしく・元気が出る服とは?
フォーラム・ファッションショー・講習会

開催日:6月17日 時間:10時~15時 入場料:無料
会場:多摩区総合庁舎 3階 視聴覚室(川崎市多摩区登戸1775-1)
主催:多摩ふれあいまつり実行委員会・川崎市教育委員会
入場料・参加費:すべて無料

10時~12時:布小物手作り体験<先着50名>
「かんたん・ペットボトル入れを作ろう」または「便利な防水折り傘入れ」

10時~13時30分:作品展示
「高齢者・障がい者・療養中の方の着やすく・おしゃれな服」

12時20分~13時30分:フォーラム
「五十肩・リウマチ・片側マヒ・車椅子使用の方にとって
着やすくするための工夫と心にやさしいデザインとは・・」
講師:かわさきマイスター 栗田佐穂子さん

14時10分~15時<3階 大会議室>
ユニバーサルファッションショー
着替えやすくオシャレな衣服をショー形式でご紹介します
協力/市民モデル・学生・プロアーティスト&スタッフ
※ファッションショーモデル体験 市民モデル10名募集
抽選会:糸の詩 手作りグッズプレゼント30名様

【情報源】
ボランティアグループ「糸の詩」イベントチラシ

▽リンク
ボランティアグループ「糸の詩」ホームページ
http://n-dm.com/ito/ito_index.htm

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