箱根の古道で9月1日、「動物フィールドサイン観察会」が開かれます


森の中で行われる観察会の模様(小田原箱根経済新聞ホームページより)

森の中で行われる観察会の模様(小田原箱根経済新聞ホームページより)

箱根の古道・関白道で9月1日、生息痕跡から生息する動物種の状態を確認する「動物フィールドサイン観察会~森をつくる動物たち~」が開かれます。

今回の観察会は、箱根・丹沢をフィールドに、長年動物たちの行動や食べ物を調べてきた動物行動学の第一人者である福田史夫さんを講師に迎えて開催。

森の動物たちは自然の中で様々な食べ物を食べて生きている。例えばタヌキは家族でため糞をするが、そこにはタヌキが食べた様々な植物の種子が含まれており、やがて芽生えて森になる。

箱根関白道ルートである大観山~弁天山~白銀山のなだらかな尾根道をコースにして行われる。キツネやウサギ、アナグマやテンなどの足跡、食痕、糞などのフィールドサインを探し、動物たちが生きている証を知り、小田原から箱根の森の状態を観察する。

主催する「小田原山盛の会」の川島範子さんは「生きている森のドラマを観察すると山歩きが100倍楽しくなる」と話す。

標高1000メートル近い山の稜線散歩を楽しみながら、動物たちのフィールドサインを探してみませんか?

【情報源】箱根の古道で「動物フィールドサイン観察会」(小田原箱根経済新聞)

http://odawara-hakone.keizai.biz/headline/955/

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