今年4月に設置した魚道の効果で帷子川の鶴ヶ峰付近にアユの群れを確認、今後はゴミの不法投棄が課題-横浜市旭区


アユが上流に遡上できる環境を整えようと、魚道を設置

全長17キロの帷子川(かたびらがわ)は、横浜市旭区、保土ヶ谷区、西区を流域とし、横浜を代表する川のひとつ。鶴ヶ峰付近では落差部が障害となり、アユが遡上できない原因となっていたそうです。帷子川の保全活動を続けるボランティア団体「帷子川はふるさとの川の会」(荒川祐次代表)ではアユが上流に遡上できる環境を整えようと、魚道設置を市に呼びかけ、事業が開始。来年度までに全4カ所に設置される予定です。

8月中旬に同会が川の流域で行った清掃活動では、自転車や家庭用ゲーム機、テレビ、パソコン、テーブル、鉄パイプなどのゴミを回収したそうです。せっかくアユが戻ってくるほどの川になったのですから、このような不法投棄がなくなるといいですね。

帷子川の鶴ヶ峰付近でアユの群れが確認された。今年4月に中堀川との合流点(西川島町)に区内2カ所目の魚道が設置されたことで、アユが遡上したためと考えられる。

【情報源】
鶴ヶ峰にアユの群れ 旭区 タウンニュース
http://www.townnews.co.jp/0105/2011/08/25/115167.html

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